Windowsの提供元であるマイクロソフトは、すでにIE (Internet Explorer)の新規更新を停止して、Microsoft Edgeに切り替えています。
サポートは続いていますが、最新ブラウザとは言えないものになっています。
にもかかわらず、e-Taxで電子申告するためには IE (Internet Explorer) を使うことが必須になっていました。

しかし、2019年2月から始まった今年の確定申告からは、ID・パスワード方式で Microsoft EdgeやGoogle Chromeでも電子申告が可能になっています。

ks03.jpg

確認してはいませんが、おそらく Macintosh でも、Google Chrome や Firefox が使えるのではないでしょうか?

ID・パスワード方式で申告するには?

ID・パスワード方式で申告するためには、電子申告用のIDとパスワードを発行してもらう必要があります。
これまでに e-Tax を利用したことがある方は、メッセージボックスの確認などのための利用者識別番号(ID)と暗証番号があるかもしれませんが、事前に「ID・パスワード方式の届出」を提出して「ID・パスワード方式の届出完了通知」を受け取っていないと利用することはできません。

届け出をしていないと、「国税庁 確定申告書等作成コーナー」の作成開始から「e-Taxで提出する」->「ID・パスワード方式により提出する」を選択してIDとパスワードを入力しても下記のように表示されます。

idps03.jpg
 

ID・パスワード方式の届出をするには?

ID/パスワードの発行は、税務署に出向いて取得方法「国税庁 確定申告書等作成コーナー」からマイナンバーカードとIE (Internet Explorer) を使って届け出をする方法があります。
国税庁 確定申告書等作成コーナー

税務署に出向いて発行してもらう方法は、運転免許証などの本人確認書類を持って申告予定の税務署に出向いて、税務署で職員による本人確認ののち「ID・パスワード方式の届出完了通知」を発行してもらいます。

「国税庁 確定申告書等作成コーナー」から届け出をするには、まず IE (Internet Explorer) で「国税庁 確定申告書等作成コーナー」を開き、右下の「ID・パスワード方式の届出」から「届け出をする」をクリックします。
ID・パスワード方式の届出手順

ks04.jpg
 

電子申告にするメリットは?

確定申告を電子申告するメリットはあるのでしょうか?

そもそも確定申告自体をする習慣があまりないので、サラリーマンが電子申告するメリットはあまり感じられないかもしれません。
しかし、サラリーマンにとって確定申告は、払った税金を少しでも多く取り戻す手段です。
年末調整である程度は戻ってくるので、手間暇をかけて確定申告する必要を感じないかもしれませんが、申告しないと戻ってこないものがあるのも事実です。
税金還付のメリットを最大限に受けるために確定申告の方法を身につけておきましょう

個人事業主として青色申告の届け出をしていると、2020年度分の申告から青色申告控除が10万円増額されますから、電子申告と電子帳簿保存を準備しておく必要があります。

ks05.jpg

ID・パスワード方式はいつまで使えるのか?

期間は明記されていませんが、マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な措置と書かれているので、まだ数年間は使える可能性があります。

マイナンバーカードは、健康保険証などへの流用も始まるようですが、現状では人口に対して12%強の普及率ですから、健康保険協会などがプラスチックカードから紙などに切り替えて利用を促さない限りは急速な普及は見込めないと思われます。

マイナンバーカード方式も、さすがにいつまでも IE (Internet Explorer) だけにしか対応しないわけではないでしょうから、どちらにも対応できるようにしておいたほうが良いでしょう。


コメント欄を読み込み中