一目でわかる資産管理のために…
あなたは、資産管理にどんな方法を取っていますか?
このサイトでは、事業の経理処理は、オンライン会計ソフトをお勧めしていますが、個人資産の管理は、現金やクレジットカード、預金をはじめとして、株式や外貨に至るまで多岐に渡ります。
オンライン家計簿ソフトもありますが、全ての機能を使おうとすると、月額課金などでバカにならない費用がかかることになります。
事業の会計処理は、うまく利用することで節税などの恩恵がありますが、家計の資産管理は、無駄な支出を抑えるためのものですから、銀行の手数料すら無駄にしないよう細かく管理する必要があります。
収入や家族構成、借金の有無など、家計の状況は人それぞれで大きく違いますが、資産管理ができない人には、お金の使い方に大きな問題があり、支出を抑えない限り、いつまでたっても貯金ができないばかりか、経済状況の改善ができなくなる畏れもあります。
貯金や資産運用ができない人の特徴とは?
その1:お金を何に使ったのかが思い出せない
「給料日前になるとなぜかお金がない」。
貯金ができないと悩んでいる方から、何度この言葉を聞いたことでしょう。
「なぜか」お金がないのは、無計画・無自覚にお金を使っているから。
ムダ遣いをしているつもりはなくても、知らないうちにお金がなくなり、最後の3日間はとにかくガマンで、赤字を防ぐのに精いっぱい。
これでは貯金はできません。
その2:買い物に「ムダ・ムラ」が多い
買い物に「ムダ・ムラ」の多い人の冷蔵庫を見ると「特売シール」が貼られた食品がギッシリ入っていたり、収納スペースにもモノがいっぱいで、安売りで買いだめしたものやポイント5倍デーで買ったものなど、すぐに使わないものが溢れています。
その結果、腐らせて捨てたり、あることを忘れて同じものを買ってしまったり、貯金や資産運用にまわせるお金が、「安いから」「あると安心だから」とと言う理由で「ムダなモノ」に浪費されているのです。
要するに、支出と収入の管理ができないとどうにもなりません。
個人事業やフリーランスなら、帳簿をつけるのは義務ですから、個人の家計まで管理するのは面倒くさいと思うかもしれませんが、キチンと分けて管理しないと、確定申告や税務調査の際に困ることになるかもしれません。
このサイトの「リタイアまたはハーミットのための生計安定計画」にあるハーミットにはミニマリストの意味もあるので、こうした心の豊かさに貢献しない「ムダ・ムラ」は無くした方が良いと考えています。
そういった点では、オンライン家計簿ソフトを使うのは楽かもしれませんが、銀行のIDやパスワードを外部に預けるのは、外部流出の危険があるのでお勧めできません。
オススメの資産管理ソフトは?
私が個人的にお勧めできると思うのは、Money pro - 請求書の支払い予定、生活費の予算管理 - iBear LLC です。
Money Proは、Mac、iOS、Androidで使える資産管理ソフトです。
Windows版がないので、Windows利用者には使えないことと、Android版は出来たばかりでデータの同期に対応していないので、MacとiOSの利用者にしかオススメできないのですが、銀行口座の明細をCSVで取り込むことができるなど、基本的な機能は抑えています。
価格は、Mac版が3,200円、iOS版が600円と安いので、クラウド家計簿ソフトの月額課金数ヶ月分で購入できてしまいます。
また、資産管理ソフトの名前の通り、預金や現金だけでなく、外貨や証券口座、ローンから仮想通貨まで、全ての資産が管理できます。
また、予算を設定しておけば、予算の消化状況なども一目瞭然なので、お金の使いすぎやどんなことのお金を使っているのかを分析することもできます。
銀行口座などは、そこで使う通貨を設定できるので、その資産がどういった通貨で運用されているのか、といったことまで管理できます。
それぞれの通貨は、メインで利用する通貨の対する換算額が自動で取得できるので、通貨計算も楽々ですし、メインの通貨を変更すれば、海外で生活している人にも使えますね。
クレジットカードやローンの支払いは、支払い口座や資産として設定し、そこへ銀行口座から振り替えるといった方法で資産の移動を管理します。
こういった資産管理ソフトは、何を買ったのかが明確に残せることやお金の移動、資産価値などが一目瞭然で管理できるので、生活の中の「ムダ・ムラ」をあぶり出し、やりたいことや欲しいものに労力や資産を注力できるようになります。
あなたの生活を総合的にプロデュースするためのツールとして、資産管理ソフトは頼りになる存在になるでしょう。