クラウドワーキングについて

公開: 2018/06/26 6:34

クラウドソーシングの普及により、SOHOなど「パソコンなどの情報通信機器を利用して、小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者」が、マッチングサイトやコンペなどを利用して企業からの依頼を外部委託の形式で受注し、納品することで報酬を得る仕組みのことです。

受注者の多くはフリーランサーと呼ばれる個人事業者が占めているものと思われますが、組織的にチームを組んで受注するなどの形も見受けられます。

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クラウドソーシングサービスなど、インターネットサービスの普及により、

  • 企業からの依頼を集約して、登録者とのマッチングを行う形式
  • 依頼をワーク形式で公開し、必要要件を満たしたものに報酬を支払う形式
  • 依頼内容を公開し、受託希望者がプレゼンを提出して企画が通れば受託できる形式
  • 自身のスキルを登録して企業に購入してもらう形式

などがあります。

基本的にプレゼンもしくはコンペで打ち勝たないと受注できませんから、自分のできることを広げつつ、できそうな仕事には可能な限り応募して受注の可能性を高めることが必要です。

自分の得意分野を深く追求してトップに立つか、ジェネラリストとしてオールマイティを目指すか、戦略と戦術を駆使して受注につなげないと手が掛かるばかりで収入につなげることができません。

お小遣い稼ぎ程度であれば、ワーク形式の「サグーワークス」や「shinobiライティング」から始めるのが、手堅いかもしれません。


日本最大級の記事作成サービス【サグーワークス】

ある程度のスキルがあり、制作自体が楽しめるなら、Lancers やクラウドワークスなどにみられるコンペ形式は、他の応募者の作品から受ける刺激やインスピレーションなど、自身のスキルを高める意味でも価値があると思います。

クラウドワーキングの問題点

上でも少し書きましたが、クラウドワーキングはまだ未成熟な部分も多くあります。

誰でも気軽に、そして簡単に受注・発注ができるため、クラウドワーキングの仕事内容は、まさに玉石混淆の状態です。
正当な報酬が提示されるしっかりとした依頼がされる一方で、非常に低単価、それも作業内容に見合わないほどの単価で発注されているものが未だに多く見受けられます。
そして、それらの発注に対してもたくさんの応募があるためにフリーランサーのスキルを買いたたくような発注も後をたちません。
なかには「ブラック企業も真っ青」な眼に余る発注者も存在します。

もちろん、クラウドソーシングサービスもワーカーも地位向上や業界の発展のためにクライアントの啓発にも力を入れていますし、正当なスキル評価をするクライアントもたくさんあります。

そういった意味で、確かにブラックは目立ちますが、それも一部のクライアントに限った話です。
全体でみれば正当な報酬を払ってくれるクライアントの方が多いでしょう。

何よりも、仕事を選ぶ権利は常にワーカーにありますから、ブラックな仕事に応募しなければいいだけということになります。

駆け出しのフリーランサーやお小遣い稼ぎの副業としてクラウドワーキングを利用する人にとっては単価の低い仕事でも受けたい気持ちはわかりますが、作業内容に見合わないような依頼は、自分の首を真綿で絞めているようなものと考えて、応募の選別をしっかりとするようにしましょう。

もう一つの注意点として、クラウドワーキングサイトの規定により、報酬が発生しても一定額以上にならないと出金ができなかったり、振込手数料がかかってこまめな出金ができないところもあります
また、報酬発生から出金までの期間に制限があって一定以上期間が経過すると報酬が消滅するといったケースもあります。

継続的なワークが重要ですね。

クラウドワーキングサービスの紹介

課題ワーク形式
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高単価の在宅ライターサービス【プラチナライター】

マッチング形式
Lancers (ランサーズ)
クラウドワークス
クラウドソーシングのCraudia(クラウディア)!!

スキル販売形式
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】
ランサーズストア

クラウドワーキングを入り口にして、個人受注の道が開けたり、ワーカー同士のコラボレーションが生まれたりするケースもあります。

受注の懐を大きくするなら、プロジェクトチームなどのコラボレーションも視野に入れてみましょう。