ドロップシッピングとは?

公開: 2018/06/26 17:30

ドロップシッピングとは、ネットショップで受注した商品をメーカーや卸売業者から直送するというインターネット上の商品販売方法の一つです。
商品提供業者の卸価格に自店舗の利益を上乗せをして販売し、差額分がネットショップの利益となります。

基本的には、従来の卸元と販売業者の関係と変わりませんが、ドロップシッピングでは、販売業社が在庫を持たず、受注した時点で初めて卸元に商品発送を支持する点で異なります。
また、商品を販売業者に発送するのではなく、購入者に直送します。

在庫経費や発送経費が卸元の負担になるため、仕入れ費用などの販売業者の負担が軽く、初期投資を低く抑えられるため、個人事業者でも商売が始めやすい利点があります。
もちろん、卸元も宣伝費用などを販売業者が負担するため、BtoCのノウハウを持った販売業者を利用できるメリットがあります。

ドロップシッピングには、DSP(ドロップシッピング・サービス・プロバイダ)と呼ばれる業者が存在し、販売者と卸元の仲介業務を行っています。

DSPの中には、ショッピングカート機能を提供している業者もあり、受注と同時に卸元に受注データが提供されるため、実質アフィリエイトとほぼ変わらない業態を採るケースもあります。

そういった業者を利用すると、一つのサイトで両方を併用することも可能です。