Minimal Life のための10の心得
更新: 2019/03/16 18:45
Minimal Life やミニマリズムというのは、始めるのは比較的簡単です。
引っ越しや大掃除などの機会があれば、持ち物を減らすのは訳無くできるものです。
しかし、消耗品のストックや衝動買いで増えるものを無くすことは難しいですね。
つまり、維持していくことの方が難しいのです。
貰ったものを処分するなどは、人間関係を考えると簡単にはできませんし、何かあったときのことを考えると、消耗品のストックなども減らすのは不安になります。
そういったことを乗り越えるためには、基本となるルールをせっっていしておくことが重要になります。
それぞれライフスタイルや生活の中で大切にしていることが違う以上、共通のルールを決めることはできませんが、基本的な考え方をベースにそれぞれのルールを設定しましょう。
私は、物を持つことについては、下記の考えを推奨しています。
その他にも、Minimal Life を維持していく上で、考えることはあるかもしれませんが、物を増やさないことは、生活空間を守る上でベースになります。
物を増やさないための10か条
- 今使う物だけしか保有しない。
1年間使わなければ、大抵のものはまた使うことはありません。
処分する時に「いつか使うかもしれない」思ったら、すぐ処分する
- 自分の暮らしに「いま必要か」を考えて買う。
何かを買う時は、ほかの物でなんとかできないか考える。
知恵やアイデアは、必要から生まれます。
- 電子化可能な書類はできるだけ電子化しておく
税務に関する領収証などは電子化が認められるようになってきました。
どうしても書類で残しておかなくてはならないもの以外は電子化しましょう。
クラウドなどに保管しておくと、機材の故障などでデータを失う確率も抑えることができます。
- 「安いから」というのは買う理由にならない。
期間限定価格や優待、プレゼントも買う理由なりません。
あなたの生活を豊かにするなら、買ったことで満足を得られるものを買いましょう。
- 服や耐久資産は、次のセールまで待てるかを考える。
次のセールまで待てるなら、今は必要ありません。
セールで安くなるものは、探せば安く買えるところがあるものです。
- 消耗品のストックは必要最小限にする。
スーパーなどが近いなら、必要になった時に購入する。
- 普段からのプレゼントや贈答品は不要であることを伝えておく。
どうしても避けられないものは、写真などの記録に残して、誰かに譲るか寄付する。
- 使えるからとしまっておくのではなく、頭を切り替えて活用する方法を考える
まだ使えるものでも、自分にとって必要かどうかがポイントになります。
1年では踏ん切りがつかなくても、5年使っていないものは「死蔵しておくくらいなら」手放して活用してくれる人を探しましょう。
- 結婚式やパーティに出席するための服は、レンタルを利用する。
どうしても気になるなら、フォーマルで着用するものだけ用意しておく。
- 必要ないものを譲る相手や処分方法(リサイクル、寄付団体など)のリストを用意しておく。
不用品を寄付するのは、迷惑になる場合もあるので、十分に配慮しましょう。
生活を豊かにするためには、不要なものを持たないことは大切ですが、物を持たないことを目的にするのは本末転倒です。
手段が目的にならないようにしないと、生活が貧しいものになってしまいます。