海外旅行で節約するために意識すべき27の事柄

公開: 2018/06/23 21:15

海外へ旅行する場合、ツアーなどのパック旅行を利用する人も多いと思います。
もちろん、慣れないうちはその方が経済的で安心できますが、少し慣れれば、自分で航空便やホテルを自由に選んで、旅を組み立てるのも楽しいものです。

また、格安旅行会社を利用すると、予期せぬトラブルに見舞われる場合もありますが、ちょっとしたことを意識するだけで、些細なトラブルなら楽に対処することができるようになります。

海外旅行を経済的でお得に楽しむ上で意識しておくべきことをピックアップしてみました。

出発前に旅先の情報収集をする
出発前にネットの口コミサイトやガイドブックで旅先の情報収集をしておきましょう。
特に公共交通機関などの移動手段に関して精通していれば、現地でスムーズな行動ができ、無駄な出費をしなくて済みます。
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航空チケット購入の際は比較検討する
同じ航空券でも、ツアー会社や航空会社、格安サイトなど購入するルートや価格設定は様々です。
複数を比較検討した上で、一番お得な価格で購入するようにしましょう。

乗継便や別の出発地を検索してみる
飛行機で旅行する場合には、ダイレクトに目的地に到着できる直行便を好むトラベラーが多いものですが、チケット代は割高になることもあります。
時間に余裕がある場合は、乗継便を選んだほうが節約できるケースもあります。
また、別の出発地を選ぶと、事前の移動旅費を含めても安いチケットが見つかる場合もあります。

航空券予約の8週間ルールを守って予約する
エコノミストによると、旅行航空券の予約に最適なタイミングは、出発の大体8週間前だといわれています。
このルールを目安にして、最もお得に航空券を購入できる時期を逃さないようにしましょう。

出発日はフレキシブルに
航空チケット代金は、シーズンによって価格が上下するが、出発の時間帯や曜日によっても変動します。平均して最も低価格なのは水曜日出発便で、逆に最も高いのは金曜出発便だと覚えてきましょう。
もちろん、連休やGWなどの旅行シーズンが外せるならですが…。

利用する航空会社に合わせてスーツケースのサイズを変える
LLCや海外航空会社など、航空会社によって無料で利用できるラゲージのサイズが異なる場合があります。
効率的なラゲージサイズを選択するならスーツケースはレンタルにする方が融通が効きます。
事前に航空会社のサイトで利用できる最大サイズのスーツケースを調べてレンタルしましょう。
お土産品などは、同行者間で分担すれば余計な大きさのスーツケースを持ち込む必要がなくなります。

星付きホテルを信用しない
多くのトラベラーは宿泊先を選ぶ際に「星」付きかどうかで判断しがちですが、星の評価基準は世界的にまちまちなので信用しすぎない方が良いでしょう。
口コミサイトなどを上手に活用してより良いホテルを見極めるべきです。
また、同じホテルでも、予約サイトごとに条件が違ったり、価格が違うことも多くあります。

ホステルや民泊などの格安宿泊施設を利用する
節約のために宿泊費を安くおさえましょう。
ホステルなどの共同宿泊所は、ホテルに較べ圧倒的に安いうえ、無料のインターネットアクセスや朝食サービスまで提供してくれるところもたくさんあります。
家族やグループでの旅行なら、一棟貸しのコテージや民泊なども自由な雰囲気が楽しめます。

空港駐車場を予約しておく
空港へ自動車で行くつもりなら、事前に駐車場を予約しておきましょう。
空港の駐車場は割高なことも多いので、周辺の駐車場や自動車預かり業者などに予約しておく。

事前に目的地空港からのレンタカーを予約しておく
旅行先で空港からタクシーを利用するのは、高額請求などトラブルの原因になる事もあります。
公共交通機関を利用したり、チップなどの心配がいらないレンタカーを事前に予約しておく方がかえって安くつくこともあります。

また、現地のアクティビティを予約するサイトなどでは、空港送迎サービスを併せて予約できる場合もあります。

空港での通貨両替は避ける
海外旅行に行くとき、空港で通貨の両替をすると、レートが割高になる場合が多いので、節約のためにはできれば事前に最寄りの換金所などで換金しておきましょう。
外貨預金を利用できるクレジットカードやデビットカードを利用すると、レートの有利な時に購入した外貨を利用できます。

超過料金を取られないようパッキングは工夫する
飛行機に乗る時、荷物が重いと超過料金を取られるので、規定をオーバーしないよう持込手荷物に分散するなどパッキングは工夫しましょう。
帰国時のお土産などを考慮して、着替えなどは最小限で済むように工夫しましょう。
また、ジャケットなどは手に持ったり、身に付けてしまうと荷物を多少なりとも軽量化できます。

食べ物を機内持ち込みする
機内食が口に合わない場合やLCCなどの機内食が出ないルートを利用する場合に備えて、食べ物や飲み物を事前に用意しておくことをお勧めします。
飲み物は、セキュリティチェックの際に廃棄することになるので、免税店を利用するなど購入のタイミングに注意してください。

格安エアライン利用の際は発着場所に気を付ける
トラベラーに人気のLCCは、発着場所がほかのエアラインと異なることが多く、注意が必要です。
場所を間違えて、当日 急に移動をするはめにならないよう、事前に確認しておきましょう。

飛行機に乗る前に携帯のデータ通信のローミング機能をオフにする
スマートフォンなどは、ユーザーが操作していない時もデータ通信をすることがあります。
後で高額請求を受けないよう、海外へ行くときは念のため、飛行機に乗る前にデータ通信のローミング機能をオフにしておきましょう。
レンタルWiーFiなどを用意しておくと、同行者と共用できるのでローミングを利用するよりリーズナブルに利用できるでしょう。

夜行便を利用する
旅先で移動時間が長い場合は、宿泊代を節約する面でも、夜間に移動する交通手段を選ぶことも検討してみると良いでしょう。夜景を観ながらの移動は雰囲気があって旅の思い出にもなります。

公共交通機関を利用する
旅の醍醐味を味わうなら、フェリーや列車・バスなどの公共交通機関を利用するのも一興です。
体を休めたり、読書やおしゃべりをしているうちに到着して時間も無駄になりません。

とにかく歩く
旅先についたら、行ける範囲はできるだけバスや電車を使わずに、自分の脚で歩いてまわってみましょう。
交通費の節約にもなり、自分のペースで街歩きを楽しめば、旅も思い出深くなります。

地元の人々と交流する
旅先では地元の人たちに積極的に話しかけ交流しましょう。仲良くなれば、地元の人ならではのとっておきの現地情報を教えてくれて、無駄な出費をおさえるヒントになるかもしれません。

ランチはたっぷり、夜は控えめに
どの国のレストランも、昼時は低価格でボリュームのあるお得なランチメニューを用意しているものです。ランチをしっかりとり、夕食は控えめにすれば、食費を抑えることもできる上に健康的で一石二鳥ですね。

地元の料理を食べる
旅先で現地の人々がふだん食べている料理は、栄養たっぷりで美味しく、観光客向けのレストランよりきっと低価格なはずです。
地元の人たちが食すローカルフードを食べれば、思い出にもなり、食費も節約できます。
ただし、衛生面や体調には十分注意しましょう。

お土産品はローカル・ストアで買う
旅の思い出や帰りを待つ人に贈る土産品は、できれば土産物は地元の人が利用するお店やスーパーなどを覗いてみて、安く買えるものがないかチェックしてみましょう。
観光客向けの店は値段設定も高めなので、同じような品が格安で見つかる場合もありますし、期間限定品や掘り出し物が見つかるかもしれません。

免税店を利用する
世界中のほとんどの空港には免税店が完備されており、さまざまな品を免税価格で購入できます。
アルコール類などは、上手く利用して非課税になるよう節約しましょう。

高齢者、学生、会員などの割引特典を利用する
有名なテーマパークやミュージアムはシニアや子供・学生・また会員向けに入園料の割引を行っている事があります。
お出かけの際は身分証を忘れず、利用できる特典はどんどん活用していきましょう。
学生なら、国際学生証で割引などが受けられる場合があります。
世界中で約15万以上の特典が受けられる 国際学生証(ISICカード)

クレジットカードを使う場合は厳選して
クレジットカードの多くは海外で利用した場合に数パーセントの手数料がとられることがあります。
手持ちのクレジットカードの中から、旅先ではどのカードで買い物をするのが一番割安かよく考えて使いましょう。

デビットカードなら、外貨預金をそのまま利用できるところもある
外貨預金を利用できる銀行のデビットカードなどは、購入済みの外貨で支払ができるところもあります。
円高などのレートの有利な時に購入した外貨を利用できるので、よく海外旅行をする人は、積極的に利用していきましょう。
ソニー銀行のVisaデビットは、日本円口座のほかに外貨10通貨の外貨預金口座から支払えるので、国内でも海外でもキャッシュレスで利用できて便利です。

クレジットカードの使いすぎやセキュリティに注意する
旅行などの非日常に身を置くと、気が大きくなってつい使いすぎになることがあります。
また、海外でクレジットカードを使うと、カードの不正使用をされるケースも報告されています。
お金の使いすぎやセキュリティが心配ならプリペイドカードを利用しましょう。
円高の時にチャージしておけば、お得に利用できます。