熱中症とウォーターサーバ

公開: 2018/06/30 18:23

熱中症とは?

高温多湿の環境で体がなじめず、めまいなどの障害をおこすことをいいます。
症状としては、主にめまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗または汗が出なくなる などがあります。

また、熱中症が原因で死亡に至る場合もあります。
特に重症の熱中症では、致死率が30%にまで達するという統計があり、重症の場合には脳機能障害や腎臓障害の後遺症も報告されています。

熱中症が疑われる場合には、軽症であっても適切な措置を受けてください。

熱中症は、高温多湿で起きるといわれますが、大体25℃くらいから発症する人が少しずつ増えてきて、31℃以上になると急に増えてきます。
また、日射病と違って、室内でも発症するので、エアコンなどで温度調整をするようにしてください。

人間の水分保有量は、新生児で約77%、成長するにつれて少しずつ減少し、高齢者では約53%といわれます。
特に小さなお子さんや高齢者は、脱水症状を起こしやすいので十分に気を付けましょう。

同じ環境でも熱中症になる人とならない人がいる

同じ環境下でも、熱中症になる人とならない人がいます。
なぜなら、「環境」「からだ」「行動」の三つの要因が複雑に絡まって発症のリスクが変わるからです。

例えば、気温が低くても湿度が高く(環境)、時間が無くて朝ご飯を食べずに(からだ)、慣れないスポーツを頑張る(行動)ことで発症リスクはぐっと高くなってしまいます。
症状を問わず、体調不良になった時に、暑い環境にいるもしくはいた後であれば、熱中症になった可能性があります。

水分補給とウォーターサーバ

ウォーターサーバの最も有効な使い方は、水分補給にあることは当然のこととして受け入れられています。

ただ、熱中症などの屋外での水分補給に関して言えば、ペットボトルなどの手軽に手に入るスポーツドリンクの有用性が注目されており、水分だけでなく、ミネラルや塩分なども補給できる点が優れています。

もちろん、水だけを飲む方が「口の中がベタベタしない」といった意見もありますが、むやみに水だけを大量に飲むと、体内のミネラルバランスが崩れて、帰って体調を悪くするといった報告もあります。

そういった理由もあって、スポーツドリンクを半分程度に薄めて飲む方法が一般化してきていますね。

となれば、スポーツドリンクの他に薄めるための水と、混ぜ合わせるためのボトルやジャグなどが必要になります。

つまり、出先でスポーツドリンクを買って飲むよりも、外出前に普段使用するボトルやジャグに用意したスポーツドリンクと水とを入れて持ち歩く方が効率的かつ健康や体調管理にも有効だというわけです。
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