おいしい経口補水液のレシピ
公開: 2018/06/30 18:28
熱中症対策として経口補水液は、水分とともに塩分や糖分なども補給するもので、熱中症対策としての水分補給とともに下痢、嘔吐、発熱等による脱水症状に対する効果も期待できます。市販品を常備するよりも、必要時に必要量を作る方が、体調や症状に合わせた調整もしやすいですし、味も好みに合わせて果汁などを加えることもできます。
スポーツドリンクはカロリーが高めになっていますから糖分が気になりますが、自分で作るとそのあたりの調整も自由にできるので安心して飲むことができます。
何より安価で、お財布に優しいのが嬉しいですね。
基本的なレシピは、水に砂糖と食塩を溶かすだけです。
材料 | 分量 |
---|---|
水 | 1000 cc |
砂糖 | 大さじ4.5(40g) |
塩 | 小さじ1/2(3g) |
砂糖を蜂蜜に変えてみることもできますね。
その場合は、大さじ4 (72g)程度に変更してください。
糖分が気になる場合は、半分程度まで抑えることができますが、水分と電解質を効率よく吸収するには、糖分とナトリウムのバランスがとても重要です。
それ以上減らすと水分と電解質の吸収に影響しますので、できるだけレシピ通りにした方が吸収効率がよくなります。
特に塩分は重要ですので、減らさないようにしましょう。
そのほかにも、果汁を加えて風味を変えることもできます。
その場合は、
材料 | 分量 |
---|---|
水 | 1000 cc |
砂糖 | 大さじ4.5(40g) |
塩 | 小さじ1/2(3g) |
レモン果汁 | 50 cc |
果汁で風味よく、美味しくなり、クエン酸やカリウムが摂れることがメリットです。
しかし、糖濃度が増えるので、浸透圧が上がり水分の吸収効率が下がるのがデメリットです。
また、単体のブドウ糖を使うことで、全体の糖分量を減らしつつ水分の吸収率をキープすることができます。
材料 | 分量 |
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水 | 1000 cc |
ブドウ糖 | 大さじ2(18g) |
塩 | 小さじ1/2(3g) |
結果的に甘さが控えめになり、カロリーも砂糖40gは150kcalなのに対しブドウ糖18gは60kcalなので、60%もカロリーカットできます。